【新車】三菱・エクリプス クロスが一部改良。FF仕様にもAYCを追加し、静粛性向上やシートヒーター標準化なども盛り込む

三菱自動車の登録車において、エース的存在といえるクロスオーバーSUVのエクリプス クロスが12月13日に一部改良を受けました。

2WD(FF)車にアクティブヨーコントロール(AYC)を追加するなどが主な内容。「AYC」はActive Yaw Controlの略称で、ブレーキを制御することで左右輪間の駆動/制動力配分をコントロールするシステム。エクリプス クロスのフットワークの良さを支えています。

ほかにも、「M」グレードをのぞきフロントドアガラスに遮音性の高いガラスを採用することにより、風切り音を低減し、走行時の静粛性を向上させたとしています。

こちらも「M」をのぞき、全席のパワーウインドウスイッチに照明が追加されたほか、運転席から全席の窓をワンタッチでオート開閉できる機能を採用することで、利便性を向上。また、挟まれ防止機能(オート開閉時)も全席のパワーウインドウに設定されています。さらに、従来、本革シートとのセットオプションだった運転席と助手席シートヒーターを標準装備とすることで、ファブリックシートの快適性が引き上げられています。こちらも「M」グレードをのぞきます。

その「M」グレードは、16インチアルミホイールを切削光輝仕上げに変更することで、質感を向上させています。ほかにも、ルーフレールのレス仕様をメーカーオプション設定で用意。三菱エクリプス クロスの車両本体価格は2,539,080円~3,107,160円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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