【新車】2.0Lディーゼルエンジン+4WDで人気を牽引するモデルになるか?「パサート・オールトラック」が登場

ワゴン派生型モデルであるため、高い積載性、機能性も美点で、アウトドアレジャーや長距離移動などアクティブなライフスタイルを楽しむ人をターゲットに据えています。

ほかのパサートモデルと同様に、充実した先進安全装備も魅力です。渋滞時追従支援システムや駐車支援システム、液晶デジタルメータークラスターなどを装備。

さらに、パサート・オールトラック専用となるオフロードモードによりラフロード走行に最適な制御が可能なほか、路面状況に応じた最適な前後トルク配分を行う「4モーション テクノロジー」により、どのような路面コンディションでも安心感のある安定した走りを提供するとしています。

具体的には、ABSの調整によりホイールロックのインターバルが制御され、制動距離を短くしたそう。さらにヒルディセントアシストにより、30km/h以下で急な下り坂に差し掛かると、車速が一定になるように4輪すべてでブレーキを自動制御。

ほかにも、アクセルペダルの特性変更も施されていて、ラフロードを走行する際の低速域における細かなアクセルワークを可能とするべく、アクセルペダルの反応特性を変更。緻密なアクセルコントロールを実現したとしています。

エクステリアは、ヴァリアントよりも車高が30mm高く、専用バンパーやホイールエクステンション、サイドシルによる力強いムードを強調。

一方のインテリアは、専用シートやアルミ調ペダルクラスターが採用され、パサート・ヴァリアント譲りの上質感に加えて、スポーティな雰囲気が醸し出されています。

ボディカラーは、アトランティックブルーメタリック、ディープブラックパールエフェクト、マンガングレーメタリック、パイライトシルバーメタリック、ピュアホワイト、オリックスホワイト、マザーオブパールエフェクト(有償オプション)の6色。

価格は「パサート・オールトラックTDI 4モーション」が509万9000円。「パサート・オールトラックTDI 4モーション・アドバンス」が569万9000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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