【パリモーターショー2018】会場で人気の高かったクルマ5選。3位は3シリーズ、1位はあのSUV!

モーターショー会場を歩いていると、人気のあるブースと人気のないブースや人気のあるクルマと人気のないクルマの違いが如実にわかりますよね。ここでは、2018のパリモーターショーで感じた「人気の高かったクルマ」のトップ5をお伝えしましょう

「人気が高い」の基準はそれぞれありますが、ここでは「人が多すぎて写真を撮りづらかった」を基準にランク付けしてみました。

5位 メルセデス・ベンツ Bクラス

やはり世界初公開のクルマは人気を集めますね。Bクラスはいうなれば「背を高くしたAクラス」。背を高くするとパッケージング効率は大幅に良くなり、さらに乗り降りがしやすくなるなど使い勝手も向上しますね。

ただ、メルセデス・ベンツのブースには車両が3台あって報道陣が分散されたので、「ワールドプレミアの注目車」のなかでは写真は撮りやすかった印象です。

4位 BMW 3シリーズ

2018年のパリモーターショーで世界初高架下クルマのなかでも、もっとも注目度が高かったモデル。しかし、展示車両が3台用意されたのに加えて撮影しやすい場所に展示するなどの工夫で、写真の撮りづらさは極限ではありませんでした。

新しいコックピットインターフェイスなども興味深いですね。

3位 ブガッティ・シロン

限定500台で、エンジンは総排気量8.0LのW16クワッドターボで最高出力は約1500馬力、値段は日本円にするとまあ3億2000万円というスーパーマシンのシロン。ヴェイロンの後継モデルですね。

そんなシロンは実車も展示されていましたが、写真を撮りづらかったのは実車よりもむしろレゴブロックで作った実物大の作品。レゴのブースに展示してあり、たくさんの人が足を止めてじっくり見たりカメラで撮影する大人気ぶりでした。みんなが近づいて細かく観察するから、人が写り込まない写真が撮りづらかった!

2位 メルセデス・ベンツGLE

メルセデス・ベンツの中では中型のサイズとなるSUVで、今回のパリモーターショーがお披露目の場。だから大人気で報道陣が常にクルマから離れない状況でした。そしてBクラスとの最大の違いは会場に車両が1台しかなかったこと。中の細かい部分までもっとじっくり観察したかったのですが、かないませんでした。

1位 DS3クロスバック

PSA(プジョーシトロエン)のラグジュアリーブランドでありオシャレ番長の『DS』。そんな『DS』の新世代モデル第2弾がDS3クロスバックです。パリモーターショーが世界初公開でした。

それにしても、DSブースはいつ出かけても大混雑。やっぱりフランスでおこなわれたイベントだから、母国のブランドは大人気ということでしょうか。しかも広くない場所にクルマが何台も置いてあるから、人が多すぎて写真を撮るのが大変でした。

というわけで、写真の撮りにくさを基準にした「パリモーターショーでの人気車トップ5」。間違いないのは、人気があるってことは素晴らしいことです。でも、できれば、写真を撮りやすいように広いスペースに複数台置いてくれると嬉しいんですけどね。

(工藤貴宏)

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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