【パリモーターショー2018】粛々と電動化モード? メルセデス・ベンツブースで感じた本気

パリモーターショーに前に出かけたのは4月の北京モーターショーで、そこは日本でも盛んに報道されたようにまさに「EVパラダイス」。どこもかしこもEVばかりが並んでいて、「ガソリン車?そんなのあったんだっけ」くらいの流れでした。もちろんガソリン車も数多く展示されていたけれど、圧倒的なEV推しで目立たなかったです。

それに比べると、パリモーターショーはまだまだガソリン車が多くて、電動系としては「ハイブリッド」がガンガン攻め込んできている感じ。EVらしきクルマは少数で、どう斜めから見ても中国のように「EVじゃなければクルマじゃない!」みたいな感覚はなかった。さすがにディーゼルは目立たなかったけどね。

そんなパリモーターショーを盛り上げた自動車メーカーは新型車を多く飾ったBMWだった(新型車が多かったのが単にタイミングの問題かもだけど)。でも、それと同じくらい盛り上げ役となっていたのがメルセデス・ベンツ。

新型Bクラスや新型GLEをショー会場でお披露目し、AシリーズのAMGモデル『A35』も公開。そのほかにもEQCやAクラスセダンなど直近の新型車、そして欧州初公開となる電動レーシングカーのコンセプトモデル『シルバーアロー』も展示し、とにかくオールジャンルで盛りだくさん、という印象。偉大ですわ。

で、そうそう。そんな盛大なメルセデス・ベンツブースで感じたのは「ベンツは電動化に本気だな」ってこと。ブースの奥に行くと実質的な「EQコーナー」になっていて、そこではEQC(実車は計4台あった)の説明展示がてんこ盛り。『EQ』というのはメルセデスの電動車のブランドで、純粋なEVだけでなく既存のハイブリッドもモデルも含まれています。

でも現実には欧州でもEQCは「メルセデス・ベンツがはじめて市販する専用設計のEV」なのにあまり話題になっていないとか。だけど、EQ関連の展示の気合の入り方からは、「メルセデス・ベンツはとにかく電動化を推し進めていく」という強いメッセージはしっかり感じましたよ。

個人的にははじめて実車を見た「Xクラス」のほうが興味深かった……なんてことはここだけのナイショだけど。

(工藤貴宏)

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