2018年はトヨタ・センチュリーが約21年振り、スズキ・ジムニーが約20年振りと、ロングセラーモデルが続々とフルモデルチェンジを行い世代交代しました。その一方で、ステーションワゴンの日産・ウィングロードが幕を下ろすなど悲喜こもごも。
そこで今回は、国産乗用車で10年以上販売されている8車種で次期型があるかどうかをなんとなく予想してみました。
現在、国産乗用車で最も販売期間が長いのが【トヨタ・ハイエース】。200系と呼ばれる現行型は2004年に登場しています。ライバルの日産・キャラバンが2012年にモデルチェンジを行った後も毎年のように一部改良を行い、トヨタセーフティセンスを装着するなどアップデートしています。日本だけでなく世界中で愛されているハイエースなので、次期型は間違いなくあるでしょう。
軽乗用車の中でロングセラーとなっているのが、2005年に登場した【ダイハツ・アトレーワゴン】。ライバルのスズキ・エブリイワゴンは2015年にモデルチェンジし、安全装備なども充実させています。アトレーワゴンも2017年11月に大幅な改良を行い運転支援システムのスマアシIIIを装備するなどアップデートしています。大幅改良したばかりなので、モデルチェンジはかなり先のことになりそうです。
続いては、2006年に登場した【トヨタ・エスティマ】です。2016年に大幅な改良が加えられ、内外装そして安全装備が変更されています。アルファードやヴェルファイアの押し出しの強さはイヤだけど、室内の広さはほしいというユーザーに指示されているエスティマですが、その独特なスタイルと安全性の関係性から次期型は厳しいでしょう。
同じく2006年に【三菱・パジェロ】も登場しています。当初はショートボディとロングボディが用意されていましたが、現在日本国内ではロングボディのみを販売しています。国内では数少ない本格クロカン4WDですが、世界では非常に需要が高いモデルだけに次期型は登場するのは間違いないでしょう。