新型ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルは最高速度333km/hを達成する4シーターオープンの最高峰モデル

2019年1月31日、英国の高級車ブランド、ベントレーモーターズはベントレーのコアモデルであるコンチネンタルGTのオープンモデル、コンチネンタルGTコンバーチブルの日本導入を発表しました。デリバリー開始は2019年夏となっています。

新型コンチネンタルGTコンバーチブルは、新設計のボディと新素材の採用によって重厚感とシャープさがアップ。電動開閉式のソフトトップを閉じた時でも開けたときでも美しいたたずまいが特徴です。

4層構造のソフトトップは開閉時間がわずか19秒。そして走行中でも50km/h以下であれば、開閉可能となりました。先代モデルは開閉時間25秒、開閉の速度条件が30km/h以下だったので、開閉時間、速度ともに向上しています。

さらに、新型コンチネンタルGT コンバーチブルはシーリングシステムの改善や遮音対策に加え、ルーフの防音材と作動装置の組み合わせを一新することで、一般的な巡行速度でのノイズは先代モデルより3デシベル低減。オープンカーながら、高い静粛性を確保しています。

また、先代モデルより20%ボディの軽量化を実現すると同時にボディ剛性は5%アップ。加えてクーペと同様に48Vシステムによるアクティブアンチロールバーを装備することで、高い安定性を誇る走行性能を発揮します。

コンチネンタルGTコンバーチブルのボディサイズは全長4850mm×全幅1954mm×全高1399mmで、全高が6mmクーペより低くなっています。また車両重量はコンバーチブルが2414kg、クーペが2244kgで170kgの増加となります。

搭載されているエンジンは最高出力635ps、最大トルク900Nmを発生する6L W12型TSIツインターボエンジンで、最高速度は4人乗りのオープンカーながら、333km/hとクーペと同じパフォーマンスを発揮。0-100km/h加速もクーペと0.1秒差の3.8秒とスーパースポーツカーに匹敵するポテンシャルとなっています。

コンバーチブルならではの装備も充実。フロントシートに装着されるネックウォーマーは、吹き出し口の形状を最適化。シートにシームレスに組み込むことで、インテリアのエレガンスを確保しています。また、センターコンソールのアームレストとドアのアームレストにヒーターを内蔵し、オプションのステアリングヒーターと組み合わすことで、寒い日でも快適なオープンドライブが楽しめます。

新型ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルのボディカラーは標準17色に加えて、オプションが46色。ソフトトップのカラーが7色。インテリアはウッドパネルが8種類(デュアルウッドパネルは4種類)、レザーは標準5種類そしてカラースプリットは5種類と多彩なカラーバリエーションから自分にピッタリのモデルを仕立てられます。車両本体価格は2818万円からです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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