夏休み、子どもと一緒に遊べる避暑地といえば?【車中泊女子の全国縦断記】

筆者が公開している個人ブログにおいて、毎年この時季になるとアクセス数が急浮上する記事があります。それは〝釣り堀〟です。

地元・熊本県にある【山の神釣り堀センター】、【柿原(かきばる)養鱒場】、【岳間(たけま)渓谷つりぼり】など数カ所を掲載しているのですが、中でもアクセス数がもっとも多いのは【山の神釣り堀センター】です。山鹿市菊鹿町の矢谷渓谷というところにあります。

八方ヶ岳の登山道入口に近く、この「山の神」というのは地区名なのです。

渓流沿い一帯には、他にも【河津養魚場】【おどし山荘】【一寸法師】など釣り堀が3軒あり、近くには【矢谷渓谷キャンプ場】【奥矢谷渓谷マザーネイチャーきらり(キャンプ場)】もあることから、避暑レジャースポットとして夏休みにはたいへん賑わいます。

猛暑の日でも木陰はひんやり涼しくて別世界。川の水はとても冷たく、天然の滝すべりは子どもたちに大人気です。

料金は、竿代(エサつき)100円、針切れ 50円。時間制限は特にないのでエサがなくなるまで釣っていいのですが、釣果は100gにつき300円でお買い上げになりますので釣りすぎ注意!

釣果は持ち帰ってもいいですし、併設のお食事処で塩焼きやお刺身にしてもらって食べることもできます。もちろん釣れなくても、注文すればOK。さらに、釣り堀を利用しなくても、お食事だけでも構いません。ヤマメ定食にはお刺身、塩焼き、唐揚げ、煮付け、おにぎりにお味噌汁、デザートにおまんじゅうまでついてきました! 食べきれない場合はパックに詰めてお持ち帰りもできます。

清流で育ったヤマメはまったく臭みがありません。お味噌汁にもヤマメが入っていて、コクがあり美味しかったです。つけあわせの椎茸・タケノコ・ゼンマイ・ウド・山椒・三つ葉などの山菜も地場産のようで、昔懐かしい手づくりの味です。

営業期間は夏期(4~9月)のみとなります。混み合っている日には、お料理に時間がかかるのでお食事をする方は先に注文をしておいた方が無難です。

(松本しう周己)

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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