日産・リーフNISMOのスポーティな走りを支える専用シャーシ

専用サスペンションは、家族で乗る機会も多いリーフだけに、操縦安定性と乗り心地の両面をケア。フロントダンパーは、減衰力を25%、リヤダンパーは減衰力が33%アップされています。

テストコースなので、乗り心地に関しては限定的な評価になるものの、それほど硬い印象はなく、EVらしい低重心、フラットライドな乗り味が味わえます。

ハンドリングは、高いコーナリングスピードが追求され、操舵応答のレスポンス、最大旋回Gの向上が図られています。よりクイックな動きが印象的で、ボディがさらにひと回り小さくなったかのような一体感が得られているように感じられます。

専用の「インテリジェント トレースコントロール」は、S字コーナーやレーンチェンジといった切り返しが必要なシーンで初期応答性とスタビリティを高めるべく、制御定数をNISMO専用にしているそう。ブレーキも基準車よりも初期制動力を向上するなど、鋭い加速フィールに対応しています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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