「死亡交通事故ゼロ」の目標実現を2030年に掲げたスバル。 2020年には8割以上を「つながるクルマ」に

2018年7月10日に発表された、SUBARUの新中期経営ビジョン「STEP」。登壇したのは、完成検査不正問題からの立て直しを図る中村知美新社長ら役人4人。

新中期経営ビジョン「STEP」の名称には中村新社長の想いが込められており、「Speed」「Trust」「Engagement」「Peace of mind & enjoyment」の頭文字から取られたそう。さらに、SUBARUファンやオーナーからの信頼を取り戻すという最も大切要素のため、「STEP」の「T(Trust)」のロゴの色を変えて表現したとしています。

「STEP」策定の背景については、「外部環境の変化」として100年に一度のモビリティ社会の変化を掲げ、さらには、完成検査不正問題を引き起こした「自社の急成長に伴う歪」については、真の実力がまだまだ不足と分析しています。

そのほか、多岐にわたる中期経営計画ですので、ここでは、ユーザーにとってとくに関心の高そうな分野についてご紹介します。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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