【VWアップ! GTI試乗動画】600台限定のGTIは、3気筒ターボ+6MT+よく動くサス=こんなに小さいモデルでよくぞここまでの完成度

1L・3気筒ターボエンジンは「バーッ」と重低音の効いたうなりを上げて一気に最高出力発生回転数の5000rpmまで上昇します。すぐに高回転に達するのでシフト操作は大忙しなのですが、そこがイイ! 6MTを必死で操作して次々とコーナーをクリアしていくことは快感のひと言に尽きます。

また、サスペンションもいい仕事をしてくれます。フロント・ストラット、リヤ・トレーリングアーム(トーションビーム)のサス形式は世界のベーシックカーが採用している一般的なものです。が、GTIは専用のセッティングを施してスポーツ走行に最適なセットにしてくれています。

この足がまあ動くこと動くこと。4輪がそれぞれ大きくストロークして、路面にタイヤをべったりと張り付けて離しません。だから運転者は安心してコーナリングを楽しむことができるのです。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
続きを見る
閉じる