カーシェアリングの存在感が増しています。都市部や住宅街の駐車場にカーシェア車両が止まっていたり、ステッカーを貼った車両が街中を走ったりと、目にする機会が増えたと感じる人も多いでしょう。
しかし、4月15日付けの日本経済新聞の記事によると、カーシェアリング利用者(会員数)は2017年で約108万人。これは免許保有者のわずか1%に過ぎないそう。
都心や都市部を外れれば、マイカーが依然として重要な「足」であるのは言うまでもありません。都市部などでカーシェアリングの記事を見ると、「所有よりもシェアが進むのか」と一面的に分析しそうですが、少し郊外に行けばクルマが主要な交通手段として成り立っている地域が大半というのが事実。