ステップワゴンへの買い替え時、かみさんの命題を解決してくれた救世主とは?【グータラ親父のオートキャンプ記・その2】

ミニバンが運転できないという重苦しい雰囲気の中、ボンゴフレンディに続いてステップワゴンの運転席に座ると、一転して「あれっ、いけるかも?」とかみさん。実際に運転させてもらうと「あっ、これなら大丈夫」「だって運転感覚がCR-Vと同じなんだもん!」とのコメント。

そうなんです! CR-Vとステップワゴンは、プラットフォームやパワートレーンを共有する兄弟車なのですね。姿形は違えども、運転感覚は本当に同じで、筆者も「血はここまで争えないものか!」と実感するほど。思いがけない追い風が吹き、2番目の課題もクリアできました。

最後は「新車から5年を待たずしてCR-Vを買い替えるのか?」という経済的な課題です。

ダメもとで買い取り専門店に持ち込んだところ、新車価格2百万円強のCR-Vに、5年弱で半値近い買い取り価格が付きました。2000年当時としては高取りでビックリしたのですが、CR-Vは中古車市場で人気があり、夏休み前のSUV需要が最も多い時期であり、サンルーフ付きの禁煙車で程度の良いことが、買い取り価格を後押ししたとのことでした。

なお中古車店で見たステップワゴン・フィールドデッキは、我が家では利用頻度の少ない4WD仕様で走行距離も出ていました。そこで「キャンプなら、安上がりだよ!」「新車の増額分なんて、すぐに回収できるよ!」と口説き、遂に新車購入の了承を得ることに成功! そしてCR-Vを購入したホンダディーラーで下取りと新車値引の相談をしたところ、大いに奮発してもらえたので、3番目の経済的な命題もなんとか乗り越えることができました。

こうしてかみさんの3つの命題をクリアするに至ったのですが、そのうち2つは、まるでCR-Vが救世主のように解決し、ステップワゴン・フィールドデッキへ導いてくれました。そこでCR-Vに感謝を込めて、ステップワゴン・フィールドデッキのナンバープレートには、CR-Vの4桁ナンバーを継承することにした次第です。

次回は、「ポップアップルーフの特徴」について紹介します。

(星崎 俊浩)

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