【ニューヨーク国際自動車ショー2018】LEXUS並み! と感じたSUBARUブースのおもてなしは?

いろんなショーにも行きますし、出展側になるときもある展示会ですが、そこで気になるのがカーペットです。

コンクリートのままだと、見て回るほうもブースに立ってるほうもとても疲れます。

特に、立っている女性などヒールを履いていたりすると顕著なようですが、床にカーペットが敷かれてないと、すごく疲れるんだそうです。

ところが、このカーペット、出展側からするとブースのイメージカラーにするのが大きな目的で、そこで働く人のために敷いてあげるという気持ちはほとんどないかと思われます。

今回のニューヨーク国際自動車ショーでは、レクサスブースには普通より分厚い、ふかふかのカーペットが敷かれていたのに気付きました。

明らかに段差がわかります。その厚さおよそ2.5cm(目視と手触りで判断)でしょうか。

同じグループのトヨタブースはおよそ1cm程度でした。

そして、スバルブースにも同じくらいの厚みのカーペットが敷かれていたのです。

トヨタグループのブースで差をつけるためにレクサスはやったんだと思います。それだけレクサスブランドはトヨタブランドより高級でおもてなしの心を持っているということでしょうか。

しかし、失礼ながらプレミアムブランドではないスバルでは、そこにお金をかける必要があるの?と疑問にも思えます。

けれど、今回発表された5代目フォレスターのコンセプトの一つに「乗員全員に快適さを届けたい」というキーワードがあります。例えば後席の乗り心地、後席のエアコン吹き出し口とUSBジャックなどが代表例ですが、その発表の場であるブースをおもてなしでまとめたということでしょう。

そこには、新生SUBARUが一貫して貫いてきた「LOVE=愛」もおのずと感じられずにはいられない、そんなニューヨークのSUBARUブースでした。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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