そして休憩の後、講師の後に連なってコース走行を行います。隊列を組んで走るなんて面白くないんじゃないかな?と思いきや、そんなことありません。最初はそれほど高い速度ではないんですが、コースのライン取りを覚えていきます。
当然、速度が低いので、もっとイン側を走れるよなぁ、という部分を走っていきます。私自身も何度か走ったことあるコースですが、自分勝手に走っていたラインと結構違うところを走るんだ、というのがわかりました。
走行後は、スタッフがブレーキ温度を計測していました。あまりに高くなり過ぎたら危険なためです。
で、運転が上手い人の方がブレーキ温度はあまり上がらないんだとか。下手な人ほどダラダラとブレーキを踏んでしまい、温度が上がってしまうんだそうです。そういう私はだいぶ高めだったみたいで、お恥ずかしい限りです。
最後に、片岡選手、蒲生選手のドライビングによるサーキットタクシーが用意されていました。助手席や後席に同乗し、自分との運転の違いを見せられてしまいます! けど、それがまた次に走りたくなるわけです。
最初は新たな発見がそれほどあると思わなかったものの、予想以上に目から鱗がポロポロポロポロ落ちてしまいました。
オーナーだったらぜひ参加することをオススメしますし、もし走りを楽しめるクルマを購入するなら、こういったスクールが開催されている車種から選ぶってのもありなのかな、と思いました。
次回の「AMG 45 Driving Club」は5月13日(日)に開催の予定です。
(文・写真:clicccar編集長 小林 和久)