発電用エンジンを搭載しつつ、100%モーターの動力でタイヤを駆動するのがセレナe-POWER。
その走行モードは3つから選択可能ですが、まずはノーマルを紹介します。ノーマルモードは一般の車両と同じような感覚でドライブができるものです。
具体的にはアクセルを踏めば加速し、離せば緩やかに減速します。また、車両を停止させるためにはブレーキを踏み続ける必要があります。また渋滞のノロノロ走行などで使う、アクセルを踏まなくても走る「クリープ」も普通に発生します。
続いては「S」と「エコ」の2つのモード(これら2つを合わせて日産では「e-POWERドライブ」と呼んでいます)。
ステアリング右のスイッチを押してこのいずれかに入れておくと、加速から減速、そして停止までアクセルのみで行う”ワンペダル運転”が可能になります。
スルスルと加速しスムーズに減速、そして停止まで右足ひとつで行えるという運転感覚は新しく、これぞe-POWERの本領発揮といったところです。また、ノートe-POWERにはなくてセレナe-POWERのみに搭載の「マナー/チャージ」モードはこの「S」か「エコ」モードを選択時のみ作動可能ですのでお見知りおきを。
ちなみにSモードは走行中の回生力が高いもので、アクセルを離した際の減速力が強くなり、より「電動カーに乗ってる感」が高まります。
加速力についてはSモードはノーマル同等、エコモードは控えめ設定になりますよ。