一発勝負! ライバルは隣のアイツ! ゼロヨンレースはやっぱり熱い!!【OPTION 1983年11月号より】

藤田エンジニアリングVS.アートテック花塚バトル、発見!

記録更新、DRAGスターの実力発揮
クレイジー・スキャットⅡ 11秒052
ドライバー&メカニック:吉沢 忠雄

今回記録したタイムは国内最速。これまでのベストはビルドファクトリーの11秒07。これを0秒02上回った好記録。だが吉沢氏によれば9秒台で走るマシンだけにまだまだのタイム。USAスキャットの販売パーツを組み、フレームも量産されているもの。フレームは400万円、エンジンは300〜400万円程度で購入でき、このマシンと全く同一のものが製作できる。


600HPのビッグパワー炸裂
ヒット・スーパー・カマロ 12秒786
ドライバー:長谷部 亘保/メカニック:和田 英夫

68年のカマロSSをベースにモディファイされたこのマシンのベストは11秒374。エンジンは454CIDの30オーバーにボアアップされ8Lの大排気量。さらにNOS社のN2Oを使用し10秒台後半のタイムを狙う。ウェイトは1320kgとアメ車としては異例なほど軽量化されている。

すべてのチューニングはセットアップが完了し、10秒台を出すにはスタートのタイミングだという。今、最もDRAGレースの雰囲気を持つマシンだけに、活躍に期待したい。


街乘り用、驚異のパンテーラ
トップス・レーシング・パンテーラ 12秒976
ドライバー:高橋 豊造/メカニック:石井 登通

パンテーラにシボレー454CIDが搭載され、さらにN2Oが加わっている。これまでのベストは12秒7。このマシンの最大の特徴は、オリジナルの部分を多く残していること。

他のDRAG専用マシンのように軽量化すら施されていない。エンジンのパワーだけで走っているといってもいいほどだ。ミッションやファイナル、タイヤなどすべて街乗りできるものが使用され、このタイムなのだ。DRAG専用マシンにこのエンジンを搭載すれば、かなりの好タイムが記録されることは間違いない。世界の岡ケンではないですか!!

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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