一発勝負! ライバルは隣のアイツ! ゼロヨンレースはやっぱり熱い!!【OPTION 1983年11月号より】

久々にゼロヨン(DRAG)ネタをいってみましょう。この記事は、1983年8月22日、OPTIONが初主催したFISCO(富士スピードウェイ)ゼロヨン大会です。ハッキリとした記事にはなっていませんが、なにやらゼロヨン最大の敵、弱ウェットからのドライ路面だった模様。が、エントラントの皆さまは相当な熱さ!

タイムだけをみれば「?」って思うかもしれませんが、当時のマシンはこれだって凄いんです! プラス、こんな方!!まで参加していたOPTゼロヨンレースをご覧ください!

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グッドイヤー共催 OPT.Readersゼロヨン・トライアル
このチューニングでこのタイム、磨きに磨いた腕がなる!
ストリートでは無敵の腕自慢派から、ヒタイに油のDIYチューナーまで、様々なマシンが挑んだOPTゼロヨン・トライアル。いわばお隣のマシン大集合というわけ。ショップワークスのエキジビションも華をそえて、FISCOの空に小気味よいエキゾーストがWaoo〜n!

●DRAG方式はスタートがシビア

スタートはクリスマスツリーによるものだ。2台のクルマがスタートラインに並ぶとランプが点灯し、2台並んだ2秒後にツリーが作動し、3つの黄色を経て緑のランプが点灯するとクルマのスタートと関係なく計測がスタートする。これが本場のドラッグ方式だ。

その前にスタートラインを切るとフライングの赤ランプが点灯してしまうから、通常のテープスイッチや光電管による自由スタートのゼロヨン計測よりはるかにシビアなのだ。

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この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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