レッドブルエアレースの2018シーズンの年間スケジュール発表の際、開催地から外れていた千葉戦。5/26,27での開催が公式発表されました。
昨年レッドブルエアレース・最終戦インディアナポリスで逆転優勝でのチャンピオンを獲得した室屋義秀選手。近年の歴代チャンピオン(ナイジェル・ラム、ポール・ボノム、マティアス・ドルダラー)がタイトルを獲得した翌年はチャンピオンの母国でレースが開催されており、日本でも翌年レースが開催されるものと予想されていましたが、2018シーズンのスケジュールが発表になると「まさかの落選」。
この発表後に、エアレースファンが開催地千葉市の熊谷市長にtwitterで問いかけたところ、市長が「レッドブル・エアレースについては、千葉市開催に向けて実行委員会と一緒になって関係機関と協議を行なっている段階です。今回の発表には入りませんでしたが、引き続き調整を進め、千葉市で開催頂けることを期待しています」と回答し、継続開催の意思を表明していました。…が、その後何処からも情報が途絶えていました。
今年はアジアで2カ所、ヨーロッパで1箇所の開催地が未定でしたが、最終戦は「未開催地で」とアナウンスされ、残り1戦(8/4、5)の日程ではレース会場となる千葉の海岸でイベントが予定されており、開催は望み薄となっていました。
ところが、ここに来てヨーロッパでの開催地未定のスケジュール(5/26,27)と順序を入替えての千葉開催が決定、実行委員会と熊谷市長の尽力が実を結びました。
ということで、今年も日本でエアレース・室屋選手のフライトが見ることができます。チケットは3/10(土)よりチケットぴあにて先行発売、4/10(土)より一般発売されます。
今シーズンは開幕戦アブダビで2位。この3年では最高のスタートを切りました。千葉では室屋戦選手の母国3連覇が掛かっています。開催時期も例年と同じ時期、千葉の空を駆けるパイロット達の競演と室屋選手の連覇に期待です。
(川崎BASE・photo:y.kanoh)