ボルボのパフォーマンス部門から独立した「ポールスター」が電動車で攻勢

電動車に特化した「ポールスター」ブランドの立上げを昨年発表したスウェーデンの自動車大手「ボルボ」。同社はその第1弾として、スポーツタイプのPHVクーペ「ポールスター1(ワン)」を10月に発表しました。

ボディに軽量なカーボンファイバーを採用しており、大容量バッテリーとモーターの組み合わせにより、最高出力600hp、最大トルク1000Nmというハイパワーを発生。2019年に少量生産車(500台/年)として市場投入を予定しています。

同社によると、2020年にも本格量産EVセダン「ポールスター2」の発売を予定しているそうで、2019年後半に年間5万台規模で生産を始める模様(価格予想:約530万円)。

さらに2022年には第3弾となるSUV版の「ポールスター3」を投入予定で、これによりPHVクーペ(ポールスター1)、EVセダン(ポールスター2)、EV SUV(ポールスター3)がラインナップされることになります。

ジュネーブモーターショー2018ではポールスター1の市販仕様車の公開が予定されており、ボルボのパフォーマンス部門から独立した「ポールスター」ブランドが次々に放つ電動車に多くの注目が集まりそうです。

Avanti Yasunori・画像:Polestar)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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