将来を見据えた「一括企画」と「個別車種開発」で進められる、衝突安全性能の開発【マツダ衝突性能開発・その1】

最近の安全装備は、衝突被害軽減ブレーキに代表される予防安全(アクティブセーフティ)に注目が集まっています。事故を未然に防いだり、被害を軽減したりする予防安全性能の重要性は言うまでもありませんが、すべての事故を予防する万全な装備ではありません。

万一の事故(衝突)時に乗員はもちろん、場合によっては歩行者の被害も軽減するパッシブセーフティ(衝突安全)も非常に重要。乗員の生死や怪我の程度を左右する領域といえます。予防と衝突安全の両輪を進化させていくことで、クルマの安全性が高まるといえるでしょう。

2018年1月中旬、マツダの衝突性能開発について取材する機会がありましたので、ご報告したいと思います。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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