最近の安全装備は、衝突被害軽減ブレーキに代表される予防安全(アクティブセーフティ)に注目が集まっています。事故を未然に防いだり、被害を軽減したりする予防安全性能の重要性は言うまでもありませんが、すべての事故を予防する万全な装備ではありません。
万一の事故(衝突)時に乗員はもちろん、場合によっては歩行者の被害も軽減するパッシブセーフティ(衝突安全)も非常に重要。乗員の生死や怪我の程度を左右する領域といえます。予防と衝突安全の両輪を進化させていくことで、クルマの安全性が高まるといえるでしょう。
2018年1月中旬、マツダの衝突性能開発について取材する機会がありましたので、ご報告したいと思います。