最高速テスト時は6500rpmでシフトアップ、計測地点の通過は5速5500rpm。しかしこれ以上は伸びが止まってしまう。しかしパワー的にはまだいけそうなので、ハイトの高いタイヤ、ファイナルギヤ比の変更を行えばもう少しアップすることは確実。
ブースト圧は、最大ブースト圧1.4kg/cm2。水温の上昇もなく、安定しているので安心だ。が、こころなしかエンジン自体の疲労が感じられる。エンジンを一度、完全にオーバーホールして、このHKSのパーツを組み込んでトライしてみたいものだ。
ノーマルのシティターボに比べると、ミッドシップにはFF車で発生するトルクステアも当然無く、実に素直。
高速安定性については、ターボⅡに比べても十分に安定している。これはOPTシティ・ミッドターボに付けられているスポイラーの効果も大きく、エアロバランスは良好。
エンジン関係ノーマル時と比べて、パワー的には4000rpmを超えてからの加速感が大きく違う。ノーマルでも確かにターボ車特有の加速感があったが、現在は背中を思いっきりバットでブッ飛ばされた、そんな加速なのだ。これで排気量が1.2Lとはとても思えない。文字通り、ストリートNo.1だ。
これでエンジンに手を入れ、パワーに見合ったもう少しオーバーラップの大きなカムを使い、エンジン内部に手を入れた時のことを考えると、もう、ゾクゾクものだね。
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最高速、ゼロヨンともに、ノーマル時と比べ物にならないほどに成長した我がOPTシティ・ミッドターボ! 頑張りました~!! 改めてノバ・エンジニアリング様にお礼が言いたいデス! この数年後、OPTシティ・ミッドターボは新たに手が加えられ爆笑モノの姿に変えられてしまう!? のですが……それはまた、後々のお楽しみにとっておきましょう!!!
[OPTION 1984年2月号より]
(Play Back The OPTION by 永光やすの)
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