ライバルはレクサス・NX。キャデラック初のコンパクトSUV「XT4」は、クラスで最もクーペなスタイルに

キャデラック初となるコンパクト・クロスオーバーSUV『XT4』市販型プロトタイプを、極寒のスカンジナビアでカメラが捉えました。最新の開発車両と共に届いたレポートには、最大のライバルとなるレクサス『NX』に対し、よりスポーティなデザインとパフォーマンスで対抗、とあります。

この新型SUVには「XT5」から流用される「C1XX」プラットフォームを採用、フロントマスクはキャデラック伝統の五角形グリルに「XT5」の意匠を継承するヘッドライトが予想されています。またプロトタイプからは、ライバルらの中で最もスポーティと思われるクーペルーフが見て取れます。

パワートレインは9速ATと組み合わされる2リットル直列4気筒エンジンで、最高出力はクラス最高レベルの280psを発揮します。またプラグインハイブリッドモデルが投入される可能性も高く、駆動方式は4WDが予想されています。

キャデラックが初めて小型SUV市場に投入する「XT4」は、『XT5』の下に位置するモデルとなり、ライバルにレクサス「NX」を始め、メルセデス・ベンツ『GLC』、BMW『X3』、アウディ『Q5』などが競合にひしめくDセグメントです。日本国内への投入も予想されており、ライバル達の脅威となるか注目されます。

ワールドプレミアは2018年前半で、2019年には日本へ導入が期待出来そうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる