以前お伝えしたように、日産の新型リーフにはブレーキ操作が不要で、状況次第では完全停止まで可能な「e-Pedal」が搭載されています。
「e-Pedal」とは、モーターで減速(回生)し、停止後は自動的に油圧ブレーキが作動するもので、回生時、停止時には自動的にブレーキランプ(ストップランプ)が作動します。なお、上り坂、下り坂ともに約30%の勾配まで停止保持が可能だそう。
ノートe-POWERの「ワンペダル」と異なるのは、新型リーフではモーターによる回生に加えて、メカ(機械)のブレーキもブレンドしている点で、滑りやすい路面では積極的にブレーキを使うことで、四輪(モーターによる回生とメカブレーキ)安定した減速が可能になります。
新型リーフの「e-Pedal」を実感できるプレス向けの試乗会が開催されました。舞台はレーシングカートコースで、まずブレーキを使わずに「e-Pedal」をオンにして走り出すと、コーナー手前で十分な減速感が得られ、確かにスムーズに多様なコーナーをクリアできるのが実感できます。