【東京オートサロン2018】イタリアのスーパーカー・パガーニがニューモデルをサプライズ発表!

登壇したパガーニ氏は「ウアイラ」シリーズの販売が好調であることと、「(パガーニ・ゾンダの誕生から)20周年という記念すべき年に自分の夢だった日本での新車発表ができて良かった。」と述べました。

次に「パガーニを買った顧客は、再びパガーニに帰ってくる。」と述べました。パガーニのクルマを購入する過程で、顧客は頻繁にパガーニ氏の元を訪れ、同氏とコミュニケーションを取りながら仕様を決めていきます。しかし、100%顧客のリクエストが反映されるのではなく、パガーニのファミリー(同氏はオーナーをそう呼ぶ)になる顧客と向き合い、表面には出ない「真に求めているもの」を感じ取りデザインします。

なので元々描いていた完成像とは異なるクルマが仕上がるが、満足度はとても高いとのこと。さらに、パガーニオーナーは新車が出ると新たにワンオフモデルを注文したり、クルマがアクシデントで破損しても時間と金を惜しまずパガーニに修復を依頼することが多いのです。

最後に「パガーニは家族経営で始まり、現在も、これからも妻と息子とともに歩み続けていく」と述べました。

オラチオ・パガーニ氏は、これからも少年時代から尊敬してやまない奇才レオナルド・ダ・ヴィンチの「芸術と科学は互いに手を取り合って共に歩んでいける」という言葉を胸に、素晴らしい作品(クルマ)を生み出していくでしょう。

(栗原 淳)