【東京オートサロン2018】お客様との絆を大切にするマツダイズム!3分で分かるTAS・メーカー編:マツダ

出展している自動車メーカーのブースの見どころを、超手短に紹介!時間のない人、気の短い人に最適?!

西館ホール1の右奥にマツダのブースがあります。このブースの注目点は、12月に発売となった3列シートの新型クロスオーバー「CX-8」をはじめ、「CX-5」「CX-3」「ロードスター」をベースに、カスタマイズを施した「CUSTOM STYLE 2018」仕様が展示されている点です。

壇上には、小型のボートをけん引するCX-8が鎮座。オプションで選べるというヒッチメンバーをアピールしています。ヒッチメンバーとは、トレーラーハウスや小型ボートなどを牽引する際にトレーラーをつなげるフックのこと。

エンジンは、アテンザ、アクセラなどにも搭載されてきたクリーンディーゼルエンジンと同じ2200㏄ながら、新開発のエンジンを搭載しています。最大トルクも向上し全域で力強くフラットな特性を得ており、オプションのヒッチメンバーを取り付け、このような牽引能力のアピールができる裏付けとなっています。

続いては、ロードスター RF CUSTOM STYLE 2018。フロントアンダースカート、リアスポイラー、サイドアンダースカート、リアアンダースカートといった各種エアロパーツを装着し、車高調整式サスペンションでローダウン。赤みが入ったオレンジ色のボディカラーがマッチしており、小さいながらも存在感にあふれるスタイルを醸し出しています。

また右奥へ進むと、レストア作業中の初代NAロードスターのホワイトボディが展示されています。このレストアサービスについてマツダは、「クルマを愛してやまない人たちと共に、クルマ文化の育成に挑戦します」というテーマのもと、お客様との絆を守り続けるため、純正パーツの供給を続けていくそうです。

どのメーカーも、お客様との絆は大切なものであり、強固にしていきたいもの。きちんと見える形で我々に示してくれたマツダの心意気は、とてもうれしいものです。

CX-3、CX5ときて、CX-8にて完成されたマツダのSUV。次にマツダが打ってくる作戦が待ち遠しいですね。

(文/写真:吉川賢一)

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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