株式会社サンズはFIA WRC(世界ラリー選手権) 日本ラウンド召致準備委員会を発起人として設立し、国内プロモーターとして2019年のFIA WRC日本ラウンドの開催を目指して活動をスタートしたことを発表しました。
幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2018」WRCブースで行われたプレスカンファレンスでは、競技の主催団体となるTMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)会長 舘信秀氏が登壇しました。
「私達トヨタ・モータースポーツ・クラブはオーガナイザーとして2019年日本で10年振りにWRCを開催すべく2018年1月15日に日本自動車連盟(JAF)へ開催申請を提出する運びとなりました。WRCは、F1やWEC(世界耐久選手権)などと並ぶ、世界最高峰シリーズのひとつです。トヨタ自動車がWRCへ参戦をし、国内でもラリーが盛り上がってきていると感じております。まさに日本でWRCを開催する機が熟したと言えるでしょう」
また今後のスケジュールについて株式会社サンズ 高橋浩司氏から説明がありました。
開催予定地は愛知、岐阜の両県を含む中部地域で、イベント施設として愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)の使用を計画中。開催日程は2019年11月で申請、路面はターマック(舗装路)を想定しているとのことです。
JAFへの申請後、2018年11月に開催予定地域にてリハーサルイベントを実施。同年12月頃にFIAの国際競技カレンダーへ掲載されることで、正式な開催決定となります。