信号待ちで隣に並んだドライバーと目が合った…オレのほうが速いもんね! これが、DRAGレースの元、シグナルGP誕生のきっかけです(私調べ)。アナタにも一度や二度、そんな経験があるハズです(あと、高速料金所GPっていうのもありますね!)。
府中、木場、鍋田、南部…80年代のOPTIONで盛り上がっていたストリートゼロヨンは、いまやほとんどが消滅。しかし、良い子!?のDRAG派には、サーキットやミニ飛行場を使用して正式に走れるDRAGレースという環境が用意されています。とはいえ、以前までのDRAGレースといえば、参加者はチューニングショップの作ったDRAG専用マシン(ナンバー有無含む)がほとんどで、誰でもが気軽に参加…の域ではありませんでした。
しかし、今、参加者&車の制限無し、エコカーから1BOX、GT-Rやパイプフレームのファニーカーまでもが一緒になって走れるDRAG計測会があるのです。
栃木県・もてぎサーキットのスーパースピードウェイ(オーバルコース)のストレート部分を使用し、もてぎサーキット主催の「もてぎ・ストリート・シュートアウト」と、チューニングパーツメーカー・トラスト主催の「トラゼロ」により、0-1000フィート(304.8m)計測会として行われているのがソレ。DRAGレースは1/4マイル(約402m)なので、ストレートの短いもてぎでは正式なDRAGレースはできず0-1000フィートなのですが…。
今回は、そんな気軽に走れるトラゼロを観戦してきました。