EV技術の電力系ではリチウムイオンバッテリーのセル正極材を見直してセルの厚みを増やし、積層とモジュール構造の最適化を実施。その結果、先代と同じ外形寸法のままでバッテリー容量で約30%増の40kWhを達成しました。
またモーターも先代と同じながら、最高出力は30kW増えて110kW(150ps)、最大トルクは40Nm増えて320Nm(32.6kgm)と大幅なパワーアップを実現しました。これは、直流から交流に変換するインバーターのパワーモジュールの冷却構造の改良によって出力電流値を増大した結果で、EVならではの技術特性が見て取れます。