炎天下での痛ましい車内事故を防げ!北米日産が「RDA」を新型パスファインダーに導入

車内に子供や高齢者、ペットが取り残され、熱中症などで死亡する痛ましい事故が日本でも度々ニュースになっていますが、同様の事故は米国でも起きているようです。

このような車内事故を防ぐべく北米日産が新たに開発した「RDA」(リアドアアラートシステム)を、米国で9月に発売するクロスオーバーSUV「日産パスファインダー」2018年モデルに標準搭載すると発表しました。

「RDA」は、走行前にリヤドアが開閉されたことをチェックし、降車時に再度開閉されなかった場合、インパネ内のディスプレイに警告メッセージを表示するシステム。さらにドライバーがメッセージに気付かずに車両から離れた場合には、軽く小刻みにクラクションを鳴らすことで、後部座席を確認するよう促します。

後席に荷物を置くためだけにリヤドアを開閉するケースも多いので、不必要な警告を防止するために機能を一時的、もしくは永続的にオフすることも可能。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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