「世界の名車」ホンダ・スーパーカブが世界生産累計1億台を達成

初代「スーパーカブC100」は1958年8月に大和工場(旧埼玉製作所和光工場)で開始され、その後、「需要のあるところで生産する」という企業理念のもと、1961年に台湾でノックダウン生産を開始。いまや世界15か国16拠点で生産されているそうです。

その初代「スーパーカブC100」は、当時2ストロークエンジンが主流の中、経済性、耐久性に優れた画期的な高性能50cc 4ストロークエンジンを搭載。

乗降が容易な低床バックボーンフレームや、クラッチ操作がいらない自動遠心クラッチシステムを採用し、足元への泥はねや走行風を軽減させる大型の樹脂製レッグシールドを装備するなど、独創的なデザインもあって支持が広がりました。

さらに、2007年には電子制御燃料噴射システムが搭載され、環境性能を高めるなどの進化を遂げていますが、基本コンセプトは変わらず、個性のある独自のスタイルは現在にも受け継がれ、多くの人や多彩な職業から愛されています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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