年に一度のF1日本GPが終わり、燃え付き症候群になっている方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
楽しかった思い出は、何度も見返したくなりますよね。そんな時にオススメなのが10月12日(木)発売の「F1速報日本GP号」です。今号の見所と一緒に、日本GPを振り返ってみましょう!
今シーズンでマクラーレンとの提携を終え、来シーズンからトロロッソとタッグを組むことになったホンダ。本誌では、なぜマクラーレンと上手くいかなかったのか、そしてトロロッソとの未来について徹底分析! 誰もが気になっていたことが赤裸々に綴られています。
■ホンダF1の進む道
日本GPの金曜日、ホンダは日本メディア向けに提携解消の発表以来初めてのミーティングを開催。ホンダF1を統括するふたりのリーダーが語ったマクラーレンとの3年間とは…?
マクラーレンとの関係性についてホンダ山本雅史モータースポーツ部長は以下のように語っています。
「マクラーレンとホンダが一緒にやれば、いきなりいいところにいけるはずだと、そんな印象が先行してしまった。それぐらい、かつてのマクラーレン・ホンダの印象は強烈でした。ファンだけでなく、当事者の我々もそう思い込んでしまいましたから。実際にお互いをリスペクトし合って始まったわけですが、結果的にいいかたちで交じり合えなかったですね」
さらに続けます。
「お互いがお互いの仕事をちゃんとやれば、それでうまくいくと、そう思ってた節がある。もちろんそれぞれの担当者レベルでの話し合いはしていた。しかしお互いが深く入り込んでやっていたかというと、そうではなかった」
来季からのトロロッソ・ホンダでは「この3年間の反省を活かしたい」と語る山本部長。
「失敗を繰り返さないためには、とにかくコミュニケーションを密にしなきゃいけない。トロロッソはコンパクトな組織ですから、フランツ・トスト代表とテクニカルディレクターのジェームス・キーに話せば、すべてのことが決まる。すでに機会あるごとに話し合いを重ねています」
■加速する新パートナーシップ
そして最も気になるのが、来シーズンのドライバーラインアップ。こちらのコンテンツでは来シーズンのドライバーについても記載されているのですが、ちょっと意外なドライバーの名前が挙がってきました。
「マレーシアGPでは、ピエール・ガスリーにトロロッソをドライブする機会が与えられた。これは彼が来季のレースドライバーに起用される兆しと見てもいいだろう。そして、もう1台にはガスリーにシートを譲ったダニール・クビアトが彼のチームメイトとして復帰する可能性が高い。レッドブル傘下のドライバーで、すぐにF1に乗れそうな者はほかにはいないからだ。ただし、一部にはトロロッソがセバスチャン・ブエミを呼び戻すとの観測もある。彼にはトヨタのWECチームの一員として、日本のマニュファクチャラーと仕事をした経験があるというのがその根拠だ」
この他にもトロロッソテクニカルディレクター、ジェームス・キーが明かす来季の開発体制やホンダへの期待、提携発表後のF1パドックの反応、スーパーフォーミュラ関係者が語るガスリーについてなど、読み応えのあるホンダ特集は絶対に見逃せません!