「レッドブル アーチ」が立ち上がる迄の時間を計ってみた

 モータースポーツを始めとして、スポーツ好きな人はもう無視できないエナジードリンクのブランド、「レッドブル」。

F1は自前のチームで遂に世界制覇しましたし、WRCもチャンピオンチームシトロエンをここ数年にわたってスポンサード、モトGPでは日本人ライダー青山博一選手をサポート、他にも飛行機のアクロバット「アエロバティック」やストリートダンス、更には何と“読売巨人軍”の坂本選手もサポートしています。

そんな各種スポーツイベント会場でよく目にするこれ

今回の主役はF1カーではなく、後ろのバルーンアーチです

レッドブルのバルーンアーチ

これを多分日本人で1,2を争う程見ていると思われる「ラリーフォトの巨匠」小林直樹カメラマン※ 幕張で「設営時間」について話を聞いたところ、「結構時間がかかってるみたいよ」と云う話だったのですが、ちょっと目を離したすきに、…あれ?立っちゃってました。

CarryCASE
どうやらこの箱が、移動時の収納箱兼、設置時の足場の様です。

そんな訳で、翌日は設営が見えるところで時間を計ってみました。

8:47 コンプレッサーの始動音が聞こえました。計測開始です。

コンプレッサー指導開始
箱が道の左右に設置され、バルーンが引き出されました。

8:48 むむっ、早くも膨らみ始めたようです。

1分足らずで中央から膨らませ始めました。予想以上にグイグイ膨らんでいきます。

8:49 おぉ、スタッフが紐を掴んで支え始めました。

何となく全容は判りますね

 

8:50 ええぇ!もう自立し始めました。

充分に空気が入っていないので少しいびつですが自立してます。

8:51 あっと云う間でした。

予想よりはるかに早く完成。掴んでいた紐は安定の為、近くのウエイトに結ばれた様です。

たった4分で設営が終了してしまいました。
実は私に「30分」と答えた小林カメラマンは設営に興味がなかった…と云うよりラリー撮影は“一発勝負の現場”なので仕事(=撮影)に集中しているのでしょう。

7TimesChampion S.Loeb
小林カメラマンの普段の被写体はこっちの「レッドブル」です。

 F1並みとは行かなくても、実に素早い作業に関心しました。大人の事情で見れませんでしたが、撤収も見てみたかったです。畳まなきゃならない分、時間掛かるんでしょうねぇ。

“ラリーフォトの巨匠”小林直樹カメラマンのプロフィールはこちら

(川崎BASE)