もっといいクルマへ! 新型カムリはメカを全面刷新して、飛躍的な性能アップを実現!

パワーユニットは、2.5L直4のガソリンエンジンとHVトランスアクスルのTHSⅡで構成されるHVシステムで、システム最大出力211psとJC08モード燃費33.4km/lを両立しています。

新開発エンジンは、圧縮比が14と非常に高い上に、吸排気VVTのうち吸気側に始動時から動かせる電動式を採用するなど、ありとあらゆる効率化を織り込み、最大熱効率41%を達成しました。

トランスアクスルも、アシスト用モーターをエンジン同軸配置から平行軸配置に変更するなどして、高効率&コンパクト化を実現。パワーコントロールユニットは、10%の小型化と20%の軽量化を果たしエンジンルームに設置。またリチウムイオン式HVバッテリーは、11%の小型化により後席下部への移設が可能となりました。

実際に新型カムリを運転してみると、「もっといクルマをつくろう!」という豊田章男社長の合言葉どおり、飛躍的な性能アップを目指して”デザインと走りと乗り心地”をゼロから造り上げたことが、実感できると思います。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】
第556弾新型カムリのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170805