さらにボディ剛性も、操縦安定性や乗り心地に大変効く要素です。新型カムリのボディは、キャビンを囲むように閉断面の骨格を配置するとともに、高張力鋼板の拡大採用やブレース補強によって剛性を確保。またプラットフォームもボディも、スクリュー溶接や構造用接着剤等の高度な接合技術を要所に適用することで、より強靭なボディ剛性と静粛性を両立しています。
サスペンションを見てみると、フロントのストラットでは、直進性を高めるためにキャスター角を5度20分と大きく設定。リアは、先代のストラットからダブルウイッシュボーンへ進化させて、スタビリティを大きく向上させています。