【東京モーターショー2017】新型トヨタ・センチュリーは2018年年央に発売、手作業も多様で作られる!!

さらに、誰もが分かる新しい内・外装デザインを採用することで、ショーファーカーとしてふさわしい先進装備・快適装備の採用などに重点を置いたとしています。

つまり、センチュリーも変わるということでしょう。先述したハイブリッドシステムの採用をはじめ、ホイールベースの拡大、スカッフプレートとフロアの低段差化、ドアの開口高さの拡大を実施するなど、乗降性や後席優先のパッケージを改善したそうです。

外装デザインは、フロントグリルなど随所に施された七宝文様や、リヤコンビネーションランプのガーニッシュ部の黒色化など、精緻な華やかさ・落ち着きを表現。

内装は、折り上げ天井様式(居室の天井の中央部を上方へ一段高く凹ませる建築様式)を採用し、専用織物が使われています。また、リヤシートには電動オットマンを設定するなど、座り心地が追求されたリフレッシュ機能付アジャスタブルリヤシートを採用し、心地良さと格の高さを実現したそう。

さらに、中央アームレストにタッチ式液晶マルチオペレーショナルパネルが設定され、シートや空調、オーディオの音量など集中操作が可能になるなど、現代的な操作性を採用。ほかにも、ライティングテーブル、読書灯、大型ディスプレイ付リヤシートエンターテインメントシステム、20スピーカープレミアムオーディオなど、ビジネスからプライベートまであらゆるシーンに対応できる快適装備が搭載されています。

ハイブリッドシステムは、直噴技術の「D-4S」が採用された5.0LのV8「2UR-FSE」エンジンを搭載。「2UR-FSE」はレクサスLSにも搭載されたハイブリッドシステム(THSⅡ)を組み合わせることで、クラストップレベルの低燃費を追求したとしています。また、トランスミッションには2段変速式リダクション機構を搭載し、静かで滑らかな走行フィールを得るなど、V12時代とはまったく新たな高級サルーンに仕上げられているようです。

安全面では、衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense P」、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートなどこちらも最新技術が搭載されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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