普通のオジさんがランボルギーニに乗ってみたら【ウラカン・ペルフォルマンテ試乗】

スーパーカー世代が50歳を過ぎて初めてランボルギーニをサーキット「富士スピードウェイ」で走らせてみました。

最初はアヴェンタドールS。740HPのV12エンジンによって、0-100km加速はたったの2.9秒!! 最高速度は350km/hというハイパフォーマンスながら4輪操舵、4輪駆動の電子制御などにより、危ないかな?と思えるような速度を出してもそんなデバイスにより助けられたのです。

続いて乗ったのはランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ。

5.2リッターV10はNAで640HPの最高出力。0-100km加速はこちらもたったの2.9秒、最高速度は325km/hで、注目なのは、2016年10月5日にニュルブルクリンクで市販車最速の6分52秒01の記録を出したこと。

どうやらサーキットを走るのが得意なキャラのようです。

特徴的なのは、エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァがフロント、リアの空気の流れを電動フラップによってコントロール。車両を安定させることができるといいます。

こちらはアヴェンタドールと違って、普通の前ヒンジドア。けど、乗り込むのはやはり普通の雰囲気ではありません。

コクピット周りの雰囲気はこれもスーパーカーそのもの。センターコンソールのスタータースイッチを押してエンジンを目覚めさせます。

動き出しは軽く、スイスイと加速します。アヴェンタドールがグイグイ加速するのとは少しだけ違う気もします。

例によって1周目は、ややゆっくり目で走っていきます。アヴェンタドールよりもハンドルを切った時の軽さが印象的です。

ホームストレートではアクセル全開です。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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