マツダ・CX-5がJNCAP衝突安全性能評価でファイブスター賞を受賞!

マツダが9月7日、軽量・高剛性な安全ボディ「SKYACTIV-BODY」を採用した「CX-5」が、JNCAP自動車アセスメントにおいて「平成29年度衝突安全性能評価ファイブスター賞」を受賞したと発表しました。

これにより、先代モデルの「CX-5」以降、「デミオ」、「アクセラ」、「アテンザ」、「CX-3」など、「SKYACTIV-BODY」を採用した全ての車種がファイブスター賞を受賞、新世代商品の衝突安全性能の高さが証明されたとしています。

「JNCAP」は国土交通省とNASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)が、より安全な自動車の普及促進を目的に実施している安全性能評価で、衝突時の乗員保護性能や歩行者保護性能などについて5段階評価を行い、平成7年度よりその結果を1☆から5☆までの表示により公表しています。

一方「SKYACTIV-BODY」は、万一の際に備え、前方・側方・後方からの衝撃エネルギーを効率的に吸収・分散してキャビンの変形を抑制する軽量・高強度・安全ボディで、基本骨格のストレート化、マルチロードパス構造(衝突時の荷重を、複数の方向に分散させて効率良く吸収)、各部骨格の環状構造を基本とすることで、衝突安全性能を高めています。

マツダでは今後も、事故のリスクを最小限に抑制する「MAZDA PROACTIVE SAFETY」思想に基づいたクルマづくりを進め、クルマ本来の魅力である「走る歓び」の実現を目指すとしています。

Avanti Yasunori・画像:MAZDA)

【関連リンク】

独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)
http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP_2017_panf.pdf

MAZDA SKYACTIV-BODY
http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/skyactiv/skyactiv-body/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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