28年前の野望を実現!? 625馬力を誇るBMW歴代最強クーペ「M8」を初スクープ

BMWが5月に公開した『コンセプト8シリーズ』市販型に設定される最強モデル、『M8』プロトタイプを初めてカメラがスクープしました。

4月にも「M8」と思われるプロトタイプを捕捉しましたが、「8シリーズMパッケージ」であった可能性が高く、今回初めて捉えた開発車両こそ「M」直系モデルとなります。

ヘッドライトはダミーですが、フロントバンパーにはベースモデルより大径の5分割エアインテークやフロントスプリッターを確認。リアにはこれまでの試作車では見られなかったクワッドエキゾーストパイプが見られます。

1990年に発売された初代8シリーズにもV型12気筒を搭載する「M8」が計画されていましたが、コストがかさみ断念しています。その野望を28年振りに実現すべく、新「M8」プロジェクトが進められているのです。

パワートレインは「M5」次期型から流用される4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は625psと想定され、四輪駆動システム「xDrive」の採用も期待できそうです。また、クーペのほかにも「M8 カブリオレ」のラインナップも計画されているといいます。

ワールドプレミアは2018年、価格は「i8」を上回ると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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