新型スイフトスポーツ世界初公開記念!日本が誇るホットハッチの歴史を振り返る

日本国内向けとして2000年に初代スイフトが誕生し、初めてのスイフトスポーツは、2003年6月に設定されました。

なお、初代が軽自動車のワゴンRプラスなどと同じように、軽自動車の派生型であったため、スズキでは2004年登場の2代目スイフトを初代スイフトとしています。ここでは、通説どおり、2000年登場の国内向けスイフトを初代とします。

初代スイフトには、それまでSGエアロ、21世紀スペシャルSGエアロⅡ、あるいはRSといったモデルがありました。初代スイフト スポーツは、全長3620×全幅1650×全高1525mmというコンパクトサイズ、930kgという軽量級ボディに115ps/143Nmというスペックの「M15A」に5MTを組み合わせたホットハッチでした。

なにより、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)参戦車両の技術とイメージを反映させたというイメージカラーのイエローは鮮烈なイメージを見る者に与え、3ドアの専用ボディやエンジン、15mm車高を下げたサスペンションなどを採用したラリー車の香りがするスポーティモデルでした。なお、価格は119万円でした。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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