ホンダのコンパクトカー、フィットが2017年7月にボディの補強などを含むビッグマイナーチェンジを受けました。フィットは1.5リットルガソリンエンジン車、1.3リットルガソリンエンジン車、1.5リットルガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車の3種類があります。
ここではハイブリッド車のインプレッションをお伝えしましょう。試乗したのはハイブリッドSとハイブリッドLの2グレードです。概要的な走りはSもLも大きな違いはありません。
フィット系のドライブトレインはデビュー以降進化と熟成を重ねていて、今回のフィット搭載に当たってはかなり完成度が高くなっています。
とくに昨年のフリード搭載時にはDCTのギヤ比を変更し、ハイブリッドシステムとのマッチングを向上しました。フリードとフィットだと乗車定員も異なり、運ぶ重さが違うため、フリードは最終減速比を変更しています。
実際に走る際は、モーター、エンジン、モーター+エンジンの3パターンが刻一刻と切り替わって行きますが、その変化をモニターを見ずに判断するのはかなり難しいこととなるほど、スムーズでシームレスです。