マイナーチェンジしたホンダ・グレイスは、小さな高級車に近づいた!

前後のバンパーデザインを変更し、燃費性能を向上させただけでなく、先進安全装備「ホンダセンシング」を搭載するなどのマイナーチェンジを受けたホンダ・グレイス。

2017年7月7日より発売開始となっている、グローバル・コンパクトセダンに試乗することができました。

事前情報から、前後バンパーの意匠を変えて燃費性能を少々上げた程度のマイナーチェンジと思っていましたが、乗り出すとかなり雰囲気が違います。ボディサイズを感じさせない、ワンランク上のサルーン感があったのです。

とくに違いを感じたのは加速がスムースで、しかもキビキビしていたところ。だからといってシフトショックが気になることもありません。ホンダ独自のDCTと駆動モーターを組み合わせた「スポーツハイブリッドi-DCD」のパワートレインの明確な進化がありました。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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