新型カムリに採用されたアイシングループの世界初の技術とは?

クルマづくりにおいて「ガラスとタイヤ以外」のすべてを作っているといわれるアイシングループ。トヨタグループに属しますが、ほかの国内外の自動車メーカーなどに部品を供給しています。新型トヨタ・カムリにも同グループの技術、部品が数多く採用されています。

まず、パワートレインでは、3 種類の新製品が搭載されています。

世界初の「内接ギヤ式」が採用されたアイシン精機製の「連続可変容量オイルポンプ」は、エンジンの条件に合わせ最適な油量を供給し、燃費向上に寄与。独自の歯形を採用することでシンプルかつコンパクトな構造が可能になり、従来の同型品に比べて25%の小型化と33%の軽量化を実現したそうです。

エンジンの状態に応じてオイルの吐出量をきめ細やかに制御することにより、必要最小限の油量・油圧を供給することができるようになり、オイルポンプの仕事量を63%も低減。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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