ルーテシアはルノーのなかで土台を固めるBセグメントの量販モデル。日産で言えばマーチやノートといったあたりのクラスとなります。しかし、ヨーロッパモデルなので、全幅は1750mmとたっぷりとしたサイズとなっています。
ルノーには「ルノー・スポール」というモータースポーツを担当する子会社があります。日産で言えばニスモのような存在です。「ルノー・スポール」からは各所にチューニングを施したその名も「ルノー・スポール」というモデルが発売されています。
ルーテシアにも設定されている「ルノー・スポール」モデル、「ルーテシア・ルノー・スポール」がマイナーチェンジを受けました。
「ルーテシア・ルノー・スポール」には、チューニングが深い順に、トロフィー、シャシーカップ、シャシースポールの3種がラインアップされています。
もっともチューニング具合が浅いシャシースポールは、ダンパーはノーマルのまま、スプリングをグレードアップ、フロントブレーキローター径をφ320、リヤローター径をφ260に拡大、フロントのアンチロールバー(スタビライザー)を3.7mm厚のφ22.5中空タイプとしています。ステアリングレートは14.5対1となります。搭載されるエンジンは1.6リットル4気筒エンジンで、200馬力、240Nmのスペックを持ちます。
中間となるシャシーカップは、アンチロールバー、ブレーキローター径、ステアリングレート、搭載エンジンはそのままにダンパーの減衰力をフロントで27%アップ、リヤで20%アップし、それに合わせてスプリングレートもアップされています。車高は3mm下げられています。