世界三大レースのひとつ、インディ500において日本人初優勝を遂げた佐藤琢磨選手が凱旋帰国しています。その佐藤選手にJMS栄誉賞が授与されました。
JMS(JAPAN MOTORSPORT-JOURNALIST SOCIETY:日本モータースポーツ記者会)は主に日本で活躍している日本モータースポーツ記者・編集者を中心の団体。そしてJMS栄誉賞というのは、同会の長い歴史において初めての賞となるそうです。
モータースポーツに目の肥えたプロフェッショナルにとっても、佐藤琢磨選手のインディ500優勝というのは、それだけ歴史的な快挙であり、偉大な功績というわけです。
栄誉賞の授与にあたり、JMS会長の高橋二朗氏は次のようにコメントしています。
佐藤琢磨選手のインディ500における勝利は、日本のモータースポーツの歴史や数々の記録の中でも、特筆すべきものです。モータースポーツ報道の一端を担う当会としても、この功績を高く評価し、栄誉を讃えるとともに、こうした偉業を成し遂げた佐藤琢磨選手への感謝を伝えたいという意味も込めて、今回初めて“JMS栄誉賞”を贈らせていただくことにいたしました。この快挙を一つのきっかけとして、一人でも多くの方にモータースポーツの魅力を知っていただければと思います。佐藤選手、本当におめでとうございます。次はシリーズ制覇を目指して、今後もエキサイティングなレースを我々に見せていください
なお、佐藤琢磨選手は、英国F3選手権でシリーズチャンピオンを獲得した2001年にはJMSアワード、インディカー・シリーズで初優勝を遂げた2013年にはJMS特別賞を受賞。今回の栄誉賞で3度目の表彰ということです。
(山本晋也)
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