伝統のGTIとさらに上を行くR。ゴルフをスープアップした2台のスポーツモデル【VWゴルフ・GTI/R試乗】

歴代のVWゴルフにはスポーツモデルとしてGTIというグレードが設定されています。またさらにパワフルなモデルとして、V6エンジンを積んだVR6やR32というモデルも用意されたことがあるという歴史があります。

先日マイナーチェンジされた7代目ゴルフにもGTIとRが設定されています。GTIは5ドアハッチバックのボディのみの設定ですが、Rは5ドアハッチバックに加えてワゴンのヴァリアントも用意されています。

ミッションは、GTIが6速のMTとDSG(オートモード付き2ペダルMT)、Rは7速のDSGで、Rの5ドアハッチバックには6速MTも設定されています。

搭載されるエンジンはいずれも2リットルの4気筒ターボで、GTI用がマイチェン前より10馬力アップの230馬力/350Nm、R用は30馬力アップの310馬力で、トルクはDSG用が400Nm、6速MT用が380Nmとなっています。

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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