5月度は前年比25.3%増!軽自動車の新車販売が回復傾向?

軽自動車をブランド別に見ると、ダイハツが新型「ミラ イース」の新車効果などで、21.0%増となる46,409台、同車のOEM車である「ピクシス エポック」や「プレオ プラス」を 販売するトヨタ、スバルもそれぞれ販売を2ケタ台で伸ばすなど、マツダを除く7ブランドが前年同月比で増加しています。

1位 ダイハツ  46,409台(+21.0%)
2位 スズキ   41,812台(+9.8%)
3位:ホンダ  22,836台(+9.9%)
4位:日産  13,107台(+322.1%)
5位:三菱   3,566台(+291.0%)
6位:マツダ   2,892台(‐1.8%)
7位:スバル  2,301台(+17.3%)
8位:トヨタ   2,132台(+27.6%)
TOTAL    135,064台(+25.3%)

昨春の三菱自動車による燃費偽装問題発覚で、「eKワゴン」系や同社からOEMを受けていた日産「デイズ」系の生産・販売が一時停止に追い込まれ、その後、販売台数を大きく落としましたが、年初に改良モデルが発売され、2月頃から徐々に盛り返して来ており、5月度はこれまでの反動により、大きく販売を伸ばしているのが特徴です。

また、2015年4月の軽自動車税増税から丸2年が経過したことで、軽自動車の販売自体がようやく回復基調に乗り出したことも販売増に繋がっているようです。

Avanti Yasunori・画像:ダイハツ、スバル)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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