ホンダが人工知能の開発でボストン大学と共同研究を開始!

AI(人工知能)による産業構造の激変が始まっていますが、自動車も例外ではなく、既にその流れの渦中にあります。

5月10日には米半導体大手のNVIDIA(エヌビディア)が、自動運転技術におけるAI活用でトヨタ自動車(以下トヨタ)との提携を発表。

2020年を目処にトヨタが市場導入を見込む、AIテクノロジーを使った自動運転システム用のハードウェアとソフトウェアを提供するそうです。

「DRIVE PXプラットフォーム」を搭載することにより、カメラやLidar、レーダー、その他のセンサーで生成される大量のデータを30兆回/秒の速度で演算、自動運転における幅広い状況への対処が可能になる模様。

AIが車両の周囲360度の環境を把握し、マップ上での自車位置を特定、危険を予測することも可能としています。

NVIDIAは自動運転分野で既にダイムラーやVW、アウディなどのドイツ勢に加え、フォードやEVメーカーのテスラなど米国勢とも協業しており、 「人とクルマの協調」を目指すトヨタにとって、今後力強いパートナーとなるに違いありません。

そうしたなか、5月16日には2020年を目処に高速道路での自動運転実用化を目指しているホンダが、AIの情報セキュリティー領域でボストン大学と共同研究を開始したと発表しました。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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