パナソニック、インド・TATAグループのTCS社と共同でイノベーションセンターを開設

パナソニック インド社は、TATAグループのIT/ソフト開発会社であるTata Consultancy Services Ltd.(TCS社)と共同で「インドイノベーションセンター」を設立したと発表しました。

同センターの共同開発拠点である「センター オブ エクセレンス(CoE)」は、インド南部・バンガロールのパナソニック インド社の敷地に開設され、5月18日に現地で開所式が行われました。

パナソニックでは、同社のセンサー・ロボティクス・エネマネ分野の技術と、TCS社のIT・IoT・AI技術およびソフトウェア開発力を相乗させて、経済成長が続くインドで新しいソリューションを創造することを目指す、としています。

同センターには、モビリティに関するラボも開設される予定で、自動車分野を新しい事業領域として注力するパナソニックが、インドをはじめとするISAMEA地域(India,South Asia,Middle East & Africa)の自動車分野について市場動向調査、アイデア創出から事業化までを一貫して推進するものと見られます。

インド・バンガロールのCoEからパナソニックとTCS社の、どんな新しい自動車技術が生まれるかが楽しみです。

(山内 博・画像:パナソニック インド社)