スカGの伝統は、2代目の「羊の皮を被った狼」から始まった!【スカイライン生誕60周年】

ちなみに「スカG」の代名詞となった「羊の皮を被った狼」という有名なワードは、かつてTV番組「新車情報」等で活躍し、今も現役モータージャーナリストの三本和彦氏が、新聞記者時代に表現したもの。

箱型のファミリーセダンがレーシングカーを従えて走る当時の様子は、ネット動画で見ることができます。この「羊の皮を被った狼」を象徴する劇的なシーン以後、スカイラインは人気も販売も拡大していきました。

こうしてファミリー層向けに、大幅なダウンサイジングを敢行した2代目プリンススカイラインは、日本グランプリに向けた大改造と参戦、そしてポルシェとの接戦をきっかけに「GT」の道を歩み始めたのです。

(星崎 俊浩)

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