「見る」だけじゃない!「試乗」最大のクルママツリの魅力とは?【モーターファンフェスタ】

「体験」だけではなく、「見る」プログラムも充実しているモーターファンフェスタ。

私が一番楽しみにしていたのが「Ferrari F1 Exciting Demo Run」。1996年にミハエル・シューマッハーがドライブしたフェラーリF130の走りを見られるなんて、F1好きとしては絶対に見逃せません。

 

V10エンジン搭載のF130のサウンドは、現在のF1とは大違い! コース上にマシンが見えなくても、どこからともなく聞こえてくる甲高いエンジン音に大興奮でした。マシンの形も現在のように複雑なウイングがなく、すっきりとしています。

 

最終コーナーから立ち上がり、メインストレート上に赤いマシンが見えた時には感動しました。幻のV10サウンドが今でも頭から離れません!

「マツダ夢の共演」では、GLOBAL MX-5 CUPカーとR360クーペ、そして1991年ル・マン24時間耐久レースで見事優勝を果たした787Bが同時に走行するという、夢のようなデモ走行も行われました。

Mr.ルマンこと寺田陽次郎さんがドライブする787Bのスピードにびっくり! めちゃくちゃ速いんです!! 富士スピードウェイ名物の長い長いストレートをあっという間に走り去っていきます。

一方、R360クーペはスポーツカーでもチューニングカーでもなく、普通の乗用車なので他の2台が2周走る間にようやく1周を走り終えました。小さいながらに一生懸命走っている姿はなんとも可愛く、思わず「頑張れー!」と応援したくなっちゃいました。

そしてMX5とR360が横に並んで走る間を、787Bがびゅんと駆け抜けていく姿は、鳥肌がたつほど感動しました。会場からも自然と大きな拍手が沸き起こり、皆さんきっと同じ気持ちだったのではないかなと思います。

 

通常のモータースポーツイベントは「見る」がメインですが、モーターファンフェスタは「体験」がメイン。気になるクルマに試乗できたり、また講習ではプロの方に運転について詳しく教えてもえたりと、見るだけでなく実際に体験するって様々な発見があって凄く楽しい! クルマのことが今まで以上に好きになりました。

 

そして、憧れのマシンの走行や、D1GPエキシビジョン、各ブースの展示、グリッドウォークと見所満載で1日を通して楽しめる贅沢なイベントでした。来年は一体どんなクルマを見て、そして乗ることができるのか、次回の開催が今から楽しみです!

(写真:clicccar編集長小林和久・文:yuri)

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この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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